うはw猫の虫www

遺跡発掘の作業





2-1.情報

前の章にも書いたが、過去のアルバイト募集要項はこんな感じであった。


時間 9:00~17:00
時給 900円
曜日 月~金
休日 雨天・土・日・祝日・夏季連休・年末年始・GW
休憩 10:30~10:45
12:00~13:00
あと夏場は14:00~14:15と15:30~15:45
それ以外は15:00~15:20


2-2.出勤

まずは現場に行かないと。
遅刻しないようにな。
おっと!車で行くのはやめろよ。現場に止める所なんて無いぞ。
まぁバイクや自転車なら大丈夫だが。
自分で駐車スペース借りるんじゃ高くつくぞ。
それに現場は大抵短いからな。

着いたらまずはタイムカードだな。
なければ出勤簿に書き込むんだ。

今日は弁当は持ってきたか?
もし持ってきてないなら、会社で頼んでいる弁当を一緒に注文してみたらどうだ?
まぁコンビニ弁当や、オリジン、外に食べに行くのも結構だ。
腹が減っては戦は出来ぬ。朝食もちゃんと食べてこいよ。


2-3.作業前の準備

まずは準備だ。
着てきた服を脱いで、作業着に着替える。
作業する基本スタイルは、

長袖
長ズボン
帽子
軍手

こんな感じだ。
私はジーパンで作業してたぞ。
帽子はあの変な帽子で。
それと、汗を拭くためのタオルも用意しておいた方がいいぞ。
飲み物についてだが。
自動販売機で買ってもいいが、毎日だと高くつくぞ。
水筒を持ってくるのも一つの手段だ。
もっとも、
大規模な遺跡の現場では麦茶係がいるのだ。

毎日誰かが麦茶の煮出しを担当するのだ。
他にも掃除や、整理整頓の仕事がある。麦茶係も結構忙しいのだ。
ヤカンの水を沸騰させて、そこに麦茶パックを放り込む。
現場にあるコンロは火力がイマイチで、麦茶がなかなか出来ない。
さらに、「夏に熱い麦茶なんか飲めねーよ!」というわけで、急いで冷やさなければならない。
ヤカンを、水を張った桶に置く。こうする事で冷めるのを早めてくれる。
だが桶の中の水もすぐに熱くなってしまう。だから割とこまめに取り替えなければならない。
で、大体冷えたら冷凍庫に突っ込む。
氷も麦茶で作る。ヤカンの麦茶を2Lペットボトルを半分に切った入れ物に注ぐ。
で、冷凍庫に突っ込む。出来上がり。
府中の現場では、私の会社は30人くらいいたので、夏場になると物凄い勢いで麦茶がなくなっていく。
一日10Lくらいは無くなるので、完全に麦茶に付きっきりだ。
この麦茶こそが遺跡生活を支えているのだ。


それてしまったな。
着替えたら体をほぐそう。
一番最初の現場では全員でラジオ体操をしてたぞ。
そこまでやれとは言わないが、準備体操はしておいた方がいい。
自分の体だ。大切にしよう。

準備はOKか?
よし、それじゃあ道具を持って移動だ。


2-4.使う道具

エンピエンピ(シャベル) 知っての通り土を掘る道具だ。
大きく掘り下げる時に使う。
移植ごて移植ごて 小さく掘れるのでいろいろな所で使える。
遺構を掘る時はエンピではなく移植を使う。
ジョレンジョレン
(鋤簾←何故か変換できる)
地面を削りながら平らにする道具だ。
土を集めながら削れる。
地面をきれいにする時にも使う。
ミミ(「み」) 「み」と呼ぶ。
ジョレンで集めた土をここに一旦溜めて、土捨て場に土を捨てに行く。
他にも縦ジョレン(主に壁を削りながらきれいにする道具)
まがり(移植ゴテを90度曲げたもの。直角になってる)
おたま(土をすくうのに使う。これで穴とかを削ったりするなよ)
等があるが、使う道具は大体これだ。

さあ、次は作業の仕方だ。


2-5.穴の掘り方

まずは穴の掘り方だ。

遺構の穴とはつまり。
柱の立っていた跡や、落とし穴、その他何に使ったのかよくわからない穴の事だ。
その穴が遺構かどうかは、掘ってみなければわからない事もある。
掘ってみたら木の根っこだった、なんて事もあった。

まず、この穴を掘れ、と指示があった場合。
見てみよう。
遺構発見
茶色い土の中にさらに濃い色の土がある。
これが穴のあった跡だ。
穴のあった所に、色の違う火山灰が降った為にこうなったのだ。

おっと!いきなり掘り始めるなよ!
全てにおいて記録をとらなければいけないのだ。
その為の手順がある。
こういう流れだ。


遺構の線
まず穴の両脇に釘を打つ。
この釘は重要だ。
この穴に対するすべての基準がこの釘にある。
釘と釘の間隔はあとで測りやすいように、例えば1メートルになるようにして釘を打つんだ。
ずらすなよ!(釘を)
蹴ったりするなよ!正直スマンカッタ

断面をとる為に、半分だけ掘るんだ。
これを「半採」と呼ぶ。
そんで、穴を半分だけ掘るために、穴の真中を通るような線を、釘に引っ掛けて張る。

次に半分掘るわけだが、いきなり線に沿って掘ってはいけない。
後できれいに垂直に落とすから、線から1cmくらい離して掘るんだ。
力をこめて掘ってもいけない。
手首を痛めるぞ。
移植ゴテは柔らかく持つんだ。
それと、穴の端から掘るんじゃなくて、穴の中心から掘るんだ。
そして底が見えるまで掘る、つまり周りの地面の色と同じ色が出てくるまで掘る。
大体これで合ってると思う。
それに掘ってると硬い地面にぶつかったりするんだ。
これは昔の人が穴を掘った際に、足や木の棒で固めた為だ。
だから、穴の底が全然わからないというわけじゃない。
しかし曖昧なのは確かだ。

遺構半分
白い部分が掘った部分だ。
うまく描けなくてスマン。
ここまで掘ったら線に合わせて真っ直ぐに落とそう。

遺構半分2
これで断面図をとる準備が出来たわけだ。
写真を撮ってもらう為に、分層線を書いてもらおう。
この穴は火山灰が積もってるわけだが、違う種類の火山灰が何層も積もって埋まってるんだ。
この層の境目を分層線というんだ。
その層を見るために、穴の断面を作って、それを写真に撮るってわけ。

横から見た図、つまり写真に撮ったり、断面図に書いたりする図がこれ↓
遺構断面
こんなにはっきり層が分かれてるのが見えるわけではありません。
わかり易いように描いてみただけです。
実際「なんでこことここが違うの?」と思うくらいわからん。
専門家に言わせると、土に混ざっている粒の大きさが違うらしい。
そこを見分けられるのはやはり専門家といった所か。

さぁ、穴とその周りを清掃するんだ。
まず半分に落とした穴の中を、移植ゴテで土をすくって除く。
「土で出来てるのに土をすくって除くとはどういうことか?」と思っただろう。

まぁ大きな土の粒が無いようにしろって事だ。
そんなに神経質になる必要は無いが、写真をとる人に注意される事もあるから、それなりに丁寧にやるんだぞ。
穴の周りはジョレンできれいにするんだ。
ジョレンは、地面につけて引きながら地面を掻くんだ。
そうすると土を集めながら地面もきれいになる。
穴から半径1mくらいきれいにしたらOKだ。
写真を撮ってもらえ。


2-6.断面図の書き方
写真を撮ってもらったか。
では図面を書いてもらおうか。

さっきの断面図に書いてもらった分層線というのは、土の色を消すとつまりこういうことだ。
遺構分層線
これを図面に書き写すんだ。

こら!適当に書くんじゃない。
メジャーで測るんだ。
でも「どこから測ればいいの?」と突っ込んだだろう。

高さの基準は、実は現場ごとにあるんだ。
これは例えばプレハブ小屋の外壁にガムテープで貼り付けてある(いいのか?)
一応雨に濡れない所に貼ってあるが…。まあいいか。


でもそんな所からじゃあメジャーで測れない。(当たり前だ)
そこで「レベル」という機材を使う。
これは水平を測れる機材。
望遠鏡みたいなのが水平にクルクル回転する物なんだ。
これを水平に設置する。
覗くと十字が見える。この水平部分と現場基準が(もじ)ぴったんと一致すればOKだ。
どれだけグルグル回しても、常に水平線は現場基準の高さになる。


絵が描けないので、参考文献
http://www.mizukami-abroad.co.jp/rental.html
自動レベルってのが「レベル」で、トータルステーションってのが「光波」だ。
これは地面に刺さる足をしている三脚に乗せて使う。
ずれたら困るので、地面に突き刺して使うんだ。


その現場基準の高さから直接高さを測ってもいいんだが、基準から何メートルも離れていると書きづらいだろう。
そういうときは、例えば現場基準から1メートル下がった所を新しい基準にしてもいいんだ。
これを勝手に「自分基準」と呼ぶ事にする。ここだけしか通用しない言葉だから注意。
これを図にするとこういう事だ。
遺構の基準

横の基準は、「自分基準」に沿って張る。
左の赤い釘を「0」にして、そこから右に何センチかを測って、図面に書くわけだ。

図面は全部点で測るんだ。
試しに緑の点を測るとしよう。
この点は、「左の釘から右に5センチ、自分基準から下に10センチ」になる。
これを図面に書いていくんだ。
点を取る位置は、自分が書きやすいように取って構わない。
ただし釘の位置は最初に図面に書き込め。
そして、分層線が分岐しているところは必ず点を取って欲しい。
あとはフリーハンドだ。良く見て線を書いてくれ。
ああそうだ、点と線のあいだは開けてくれ。
くっつくとどこが点だかわからなくなる。



何?穴が図面よりでかい?
ああ、すまなかった。
図面の比率の説明をしよう。

実は現場全体の「縮小比率」があるんだ。
もちろん例外もあるぞ。
確か「断面図」の時は1/2で書くんだ。記憶が曖昧だスマン。
つまり5cmは2.5cmで書き込む。
1mの時は50cmだ。
これなら書き込めるだろう。
それでも入らない時は、2枚にわけよう。



さて、書いた後の図面がこれだ。
遺構図面
これはコピーしただけなので本当はこんな大きさにはならないぞ。
さらに本当は方眼紙みたいになってるんだが省略。
赤の点が測った所。
本当は鉛筆で書くから、赤では書かない。
わかりやすく赤にしただけだ。



うむ、まぁまぁの出来だ。
自分の名前と、日付と、自分基準と、遺構の名前を書くのを忘れるなよ。
そうそう、言い忘れていた。
こんなよくわからん穴でも、これが遺構だとわかると、番号が付けられるんだ。
勿論、住居跡とかにも名前が付くぞ。


2-7.完掘

よーし、断面図書いたか。
では穴を完掘してもらおう。

なに、半分掘ったのと同じ手順で全部掘ればいいんだ。
簡単だろう?
穴の端からじゃなくて、底を追っていくように掘っていくんだぞ。
そうすると段々と土が登りになる。
掘りすぎや底の追いすぎにも注意だ。
底が丸じゃない場合もあるからな。

遺構完掘
白い所が掘った所。
うまくかけなくてスマン。

よし、写真を撮るから清掃だ!
清掃の仕方はもう覚えたか?
土の粒が転がってないようにしておけよ。
よしOKだ。写真を撮ってもらえ。

撮ってもらったか?
では平面図にこの穴を書き込むとするか。


2-8.平面図の書き方

さて平面図に書き込むわけだが…。
釘をずらしてないだろうな?
これがずれると平面図が書きづらいし、後で図面の整理をする人が大変だ。
まぁずれる事もあるだろうが、できるだけずらすなよ。

平面図の縮尺は1/20だったかな?よく思い出せない…。
まぁよしとしよう。


現場全体を何枚かの図面に分割して、そこにあった住居跡や遺構を、どこにあったかを正確に書き込まなければならない。
自分が掘った遺構がどの図面に入るかをまず調べよう。
そしてその図面に、穴の基準の釘と、外周と、穴の底の内周を書き込むんだ。


平面図の書き方はいくつかある。


まず手で測る方法。

実は現場には、平面図を書くための基準の釘がいくつも打たれている。
この釘は杭に刺さっている。
図にするとこう。

杭
こんな感じの杭が何メートルかの間隔で打ち込まれている。
名前は「グリッド」だったか?記憶が㌧㌦。
この杭に刺さっている釘を基準に、東西南北に1メートル間隔で釘を次々と打ち、そこに糸を張る。
その糸から北に何センチ、東に何センチ、と測る方法だ。
杭2

機材で測る方法。

光波測定器を使えば遠距離もばっちり測れる。
この光波は上の図の「グリッド」の真上に置き、そこをゼロ点にして、東西南北を測れる機材。
絵は無いので、参考文献を見てくれ。
上の参考文献と同じ物だ。トータルステーションってのが「光波」。

手で測る方法と違って、いちいち釘を打ったり糸を張ったりしなくていいのがメリットだ。
デメリットもある。距離が離れすぎたり、障害物があったりするとずれてくる。

使い方も若干難しい。
光波は文字通り光波を飛ばして、鏡で反射した光波を受け取り、距離を測る機材だ。
そんなわけで、測る場所に「ミラー」というのを置く。
この「ミラー」は測る時に垂直にしていなければならない。
レベルや光波も水平に立てなければいけないんだが、方法がある。
水の中に空気の泡が入っている場所がある。
これは機材にくっついている。
そこにある「赤丸」の中に空気の泡が入っていればOKだ。
つまりこう。

泡

これは「ミラー」にも付いている。
これで垂直を保つんだ。

で、この「ミラー」に向けてズギューン☆と光波を飛ばせ。
おっと、「ミラー」は光波測定器のほうに向けておけよ。でないと正しく測れない。

光波の場合、液晶に距離のx、yの数字が出て来るんだが、これは光波を立てた向きによって変わるから注意だ。
具体的には、北に向けて立てるとyがプラスの時はプラス、マイナスの時はマイナス。
南に向けて立てたときはyがプラスの時はマイナス、マイナスの時はプラスになる。
方角の説明は適当だ。なんとなくでわかってくれ。

これさえできれば光波のほうが手で測るよりも簡単だ。
憶えてしまおう。



どっちの方法で測るか決めたかい?
ではまずは穴の基準の釘2個を図面に落とそう。
それから大体の穴の外周を測って点を打とう。。
その後は、穴の底っぽい所を測ろう。



点を打てたかい?
よしあとは断面図と同じく点と点をつないで(点と線はぶつけるなよ)線をフリーハンドで書き込むんだ。
なるべく似せて書けよ。

で、書いた平面図がこれだ。

平面図
これも方眼紙みたいなマスがあるんだが省略。
さらに縮尺があるので、実際の大きさとは違う。
「図はイメージです」ってやつ。



うむ、書けたみたいだな。
これでこの穴の調査は終わりだ。
でも後で全体の写真を撮る時にも写るから、崩したり、埋めたりするなよ。
釘もずらすなよ!


2-9.住居跡の場合

住居跡を掘るのも大体遺構の穴と同じだ。

上から見るとこんな風に見える。
住居


遺構と住居跡の違いは、まず大きさ。
住居の大きさは2.5メートル×2.5メートルくらいある。
高さは40センチくらいだ。
まぁその時の土の高さにもよるが。

次に遺物の多さ。
やはり住居跡には遺物が多い。
生活の場において土器というのは必需品だったのがうかがえる。

あとは、住居跡には「かまど」がついている事が多い。
多分ご飯を炊いたり、魚を煮たりしたんだろう。

こんな所か。


作業にも違いがある。
遺構の場合釘から釘の線一本で断面を取っていたが、住居は十字に切る。
真中に十字のベルトを残しておいて、残った四辺を住居の中心から掘るんだ。
ちょうどこんな感じだ。

住居半掘
白い所が掘った所だ。

ん?掘っていい深さがわからない?
大丈夫だ安心しろ。
住居には大体「床」があるんだ。
文字通り当時昔の人が生活していた時の床で、踏み固められている。
「ござ」か何かが敷かれていたかもしれない。
住居跡によっても違うが、床面は硬い
まずはベルトから1センチを残して、住居の中心から床が出るまで掘ってみよう。
この辺は遺構の掘り方と同じだ。
そして段々住居の端の方に来ただろうが、ちょっと待った!

住居の内周には溝がぐるっとあるんだ。
多分家の壁を立てる時に、木の板がずれないようにそこだけ深く掘ったのだろう。
これがそうだ。
住居溝
赤い部分が溝だ。
ここだけ他の場所よりも2センチくらい深い。

それと!
住居には「かまど」が付いている場合がある。
掘ってたら赤い土が出てきただろう。
それは土が焼けた跡だ。
土器の色とも少し似ているだろう。
または白い粘土質のものが出てきたかもしれない。
そこで掘るのをやめておくんだ。

素人のお前は「かまど」にさわるんじゃない!
と言われるかもしれない。
「かまど奉行」みたいな人がいるから、その人に任せるんだ。
私も結局はかまどを掘る事は無かった。


もし遺物が出たら残しておけよ。
遺物の周囲を崩れないように残して、周りを掘るんだ。
こんな感じで。

遺物
土器片…に見えるといいな(ぇ



さて、掘り終わったら写真だ。
この辺は遺構と同じだが、住居は写真を2方向から撮る。
それは断面が十字に2箇所あるからだ。
出た遺物が貴重な品なら、個別に写真を撮るかもしれない。


写真が終わったら、もし遺物があるなら図面に記録をとってしまおう。
遺物の出土状況を図面に書くんだが…。
これは絵心がいるんだ。
目で見たまま書くらしい。
私が書いてみたら、とても土器片には見えなかったなぁ…。


次に遺物の高さをその図面に書き込む。
さらに遺物があった地面の高さを書き込む。
これは遺物を取り除いた後の地面の高さだ。(さっき四角く残しておいたあの土の高さ)
残しておいた土は取り除いておこう。

遺物関係はこれで終わり。


で、写真が終わったら今度は断面図だ。
これも2方向書く。
これもまず基準の釘を書き込め。
ベルトが交差している点は両方の図面でぴったり合うようにしろよ。
後で大変だからな。



書き込んだかい?
次はベルトを崩してしまおう。
崩してきれいにしたら、また写真だ。


で、その写真が終わったら今度は平面図だ。
床の硬い面の範囲も一緒に書き込んでしまおう。
溝も測り忘れるなよ。


次は…もしあったらだが、住居内の穴だ。
「遺構内遺構」とか呼ばれるかもしれない。
住居の屋根を支える柱が立っていたのだろう。
これも半採→写真→断面図→完掘→写真→平面図の手順だ。


で、また全体写真だ。
写真ばっかりだな。


これで終わり…かな?
硬い床面を掘ったりしたような…。
まぁいいや。


ちなみに、この手順は大いに間違っている可能性がある。
現場ごとにも違うが、なにしろ私の記憶があやふやだ。
住居跡はそんなに沢山あるわけではないし、運良く掘れるものでもない。
だからあまり憶えてないのかもしれない。許して欲しい。




どうだっただろうか。
もしさらに詳しく知りたい人は、インターネットで検索してみると結構引っかかる。
私よりもわかりやすく、実際の現場の写真があるのでそっちの方がいいかもしれない。
興味がわいたら調べてみてはいかがだろうか。